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Opteon™(オプテオン™) 1150発泡剤

エネルギー効率がよく、低GWPの発泡剤で発泡材用途を拡大

Opteon™(オプテオン™) 1150発泡剤はハイドロフルオロオレフィン(HFO)技術を使用してハイドロフルオロカーボン(HFC)の代替品として作られ、地球温暖化係数(GWP)が低く、オゾン破壊係数(ODP)がゼロの発泡剤です。  毒性が低く、不燃性で、他のHFOやハイドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)発泡剤に比べてフォーミュレーションの長期保存が可能です。

Opteon™(オプテオン™) 1150の特性  
オゾン破壊係数(ODP) 0
地球温暖化係数(GWP)、ITH(積分期間)=100年 7.0(第5次評価報告書:AR5)
大気寿命(米国海洋大気庁:NOAA) 67日間
不燃性(25℃と60℃でASTM E681による) 不燃
沸点(℃) 7.5
蒸気の熱伝導率(mW/mK、25℃) 11.5
最大増分の反応性(g O3/g) 0.01

 

Opteon™(オプテオン™) 1150の沸点は、HFC-134aやHFC-1234ze-Eのようなガス発泡剤(GBA)と、Opteon™(オプテオン™) 1100やHFC-245faのような液状発泡剤(LBA)の間の最適な位置にあるため、配合する際に泡と膨張率をより正確に制御できます。

7.5℃という独自の沸点により、低温での泡立ちが可能になるため、用途の範囲を拡大できるだけでなく、硬質フォーム用途において密度や流動性を向上できます。

Opteon™(オプテオン™) 1150の温度と蒸気圧のグラフ

Opteon™(オプテオン™) 1150は米国では市販されておらず、現在、米国環境保護庁(EPA)の最終審査を受けています。  研究開発用の製品サンプルは、ご要望に応じてChemours(ケマーズ)の担当者よりご提供いたします。

特徴および利点

Opteon™(オプテオン™) 1150の品質は、下記のような様々なポリウレタンやポリイソシアヌレートの発泡材用途に適しています。

流動性、寸法安定性、経年変化のR値の向上

Opteon™(オプテオン™) 1150が持つ理想的な沸点は、穏やかな条件下での容易なクリーミングと膨張をサポートし、流動性の正確な制御、セルガスの圧力と寸法安定性の保持、効率的で長寿命の断熱性能を可能にします。

  • インテグラルスキン
  • 電化製品
  • 現場での注入
  • パネル
  • トレーラー

収率と用途の拡大を実現

Opteon™(オプテオン™) 1150はその最適な蒸気圧により、膨張効率と収率性能を向上させつつ、特に低温条件下での適用温度範囲の拡大を実現します。

  • スプレーフォーム
  • バンストック

優れた核形成

Opteon™(オプテオン™) 1150独自の溶解性と沸騰特性の組み合わせにより、非常に強力な核形成挙動を促進することで発泡材の優れたセル構造からなる断熱性能や圧縮強度などの特性を実現します。

  • パネル
  • XPS(押出法ポリスチレンフォーム断熱材)

Opteon™(オプテオン™) 1150は、その優れた性能で、変化する規制要件に対応する持続可能なソリューションを提供します。そのほかにも、下記の利点があります。

  • ポリウレタン中の従来の触媒および界面活性剤との互換性
  • 低・高圧力スプレーフォームで、共発泡剤として機能
  • 再配合や触媒の追加なしで、HFOやHFCOに比べてより長期保存が可能